退職したいのに、電話が怖くてかけられない。
発信ボタンを押そうとすると手が止まる。上司の声を想像するだけで気持ちが重くなる。「メモを用意して電話しましょう」と書いてあるサイトも見たけど、メモがあっても電話できない。
この記事は、電話のかけ方ではなく、電話しなくても退職する方法を整理したものです。
ナオ電話が怖いのは普通のこと——ただし放置は危険
退職の電話が怖いのは自然なことです。上司の反応が読めない、引き止められたら断れる自信がない、怒られそう——怖い理由はいくらでもあります。
ただし、電話が怖いまま何もしないと、無断欠勤が続いてバックレになります。バックレになると、緊急連絡先への安否確認の電話、貸与品の未返却、給料の遅延など、電話の怖さとは比べものにならない問題が起きます。
だから「電話が怖い」を解決する方法は「頑張って電話する」ではなく、「電話以外の方法に切り替える」です。
電話しなくても退職できる3つの方法
メールやLINEで伝える
退職の意思表示は、電話でなくても法的に有効です。メールやLINEで「退職します」と伝えるだけでも意思表示として成立します。
ただし、メールで伝えた後に「電話で話しましょう」「一度出社してください」と返ってくることはあります。メールは「バックレを防ぐ最初の一歩」としては有効ですが、会社とのやり取りが完全にゼロになるわけではありません。
それでも、何も言わずに消えるよりは状況がまったく違います。メール1本で「無断欠勤」が「退職の意思表示」に変わります。
退職届を郵送する
退職届を書いて、会社に郵送する方法もあります。内容証明郵便で送れば「届いていない」と言われる心配がありません。電話も対面も不要です。
退職届の内容は「一身上の都合により、○年○月○日をもって退職いたします」で十分です。退職理由を詳しく書く必要はありません。
郵送後に会社から電話が来ることはありますが、退職届が届いている以上、退職の意思表示は完了しています。電話に出なくても、退職自体は進みます。
退職代行を使う
メールも郵送も、会社と少しでもやり取りが発生するのが嫌な場合は、退職代行という方法があります。
退職代行が会社に連絡してくれるので、本人は電話もメールもしなくて済みます。会社からの電話も「今後の連絡は本人ではなくこちらを通してください」と代行が止めてくれます。
費用は約2万円かかりますが、会社との接点を完全にゼロにできる唯一の方法です。



対応範囲を公式サイトで確認する
自分で電話して伝えたい場合
ここまで読んで「やっぱり自分で伝えたい」と思った方のために、最低限のポイントだけ書いておきます。
- 話す内容をメモに書いておく。「一身上の都合により退職させていただきたいです」の一言だけでいい
- 始業直後など、上司が比較的落ち着いている時間を選ぶ
- 詳しい退職理由は聞かれても「一身上の都合です」で通す。詳細は後日の面談で話せばいい
- 引き止められたら「ありがとうございます。ただ、退職の意思は変わりません」で終わらせる
電話で話すときに大事なのは、上手に説明することではなく、「辞めます」という一言を言い切ることだけです。
やってはいけないこと
- 電話が怖いまま何もせず、出勤もしない。バックレになり、親への電話や貸与品の問題が起きる
- 上司ではなく同僚に先に「辞めるかも」と話す。トラブルの原因になる
- 「ご相談があるのですが」と曖昧に切り出す。相談ではなく退職の意思表示。「辞めます」と言い切らないと引き止めの材料にされる









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