安全な退職代行の選び方——あなたの状況に合ったサービスを厳選して紹介

退職代行は、どこに頼んでも同じではありません。運営しているのが民間企業か、労働組合か、弁護士かで、できることが変わります。そして、あなたの雇用形態や会社との状況によって、頼むべき先も変わります。

この記事では、あなたの状況に合った退職代行を厳選して紹介しています。

目次

まず確認——あなたは退職代行を使えるか

退職代行は、誰でも同じサービスを使えるわけではありません。

正社員・契約社員・派遣社員・アルバイトであれば、労働組合型の退職代行を利用できます。大多数の方はここに該当します。

一方、以下に当てはまる場合は、労働組合型では対応できません。弁護士型を選ぶ必要があります。

  • 会社から損害賠償を請求されている、またはほのめかされている
  • 未払い給与や残業代を法的に請求したい
  • 管理職・役員・業務委託

そして公務員(国家公務員・地方公務員・教員・警察・自衛隊)は、さらに別です。民間企業の退職と手続き自体が違うので、公務員の実績がある弁護士に頼んでください。

つまり、確認するのは2つだけです。会社と金銭で揉めているか。公務員か。この2つが「いいえ」なら、労働組合型で足ります。

ナオ
私が退職代行を使ったとき、この違いを理解せずに選びました。結果的に問題はありませんでしたが、状況によっては対応できないサービスに申し込んでいた可能性があります。

円満退職ユニオン(労働組合)

会社と金銭トラブルがなく、「退職を伝えられない」「有給を消化して辞めたい」という方には、労働組合型が合っています。大多数の方はここです。

項目 内容
料金 一案件一律22,000円(税込)。追加料金なし
運営元 円満退職ユニオン(法適合労働組合/京都府労働委員会の資格審査を経た組合)
交渉できる範囲 有給休暇の取得、退職日の調整、最終賃金の確認。訴訟や法的請求は不可
退職後の対応 退職後に必要となる書類の確認まで対応
連絡手段 LINE・電話・フォーム(受付10:00〜20:00)
対応地域 オンラインで全国対応
対象外 公務員・管理職・役員・業務委託

労働組合であることに意味があります。会社と交渉する権利(団体交渉権)を持つのは、弁護士と労働組合だけです。民間業者は「辞めます」と伝えることしかできず、有給や退職日の話に入れません。同じ「退職代行」という名前でも、ここが決定的に違います。

ナオ
私も労働組合型を使って辞めました。会社と揉めていない普通の退職なら、ここで足ります。有給の消化も、退職日の調整も、伝言ではなく交渉として進みます。ただし、会社が損害賠償を口にしている場合と、公務員の方は、ここではなく弁護士に頼んでください。対応できません。

申し込みの流れ

  1. LINEまたはフォームで無料相談
  2. 組合加入・申込・支払い
  3. 希望日に会社へ退職通知(即日も可能)
  4. 本人は出社不要。退職届と貸与品は自分で郵送

PR

円満退職ユニオンにLINEで無料相談する

弁護士法人ガイア法律事務所(弁護士)

会社と揉めている場合です。損害賠償をほのめかされている、未払いの給与や残業代を請求したい、管理職・役員・業務委託で契約の話が絡む——こうなると、労働組合では受けきれません。

項目 内容
料金 55,000円(税込)。業務委託・役員等の特殊ケースは77,000円
成功報酬 未払い金等を回収した場合、回収額の20〜30%
運営元 弁護士法人ガイア法律事務所(弁護士)
交渉できる範囲 有給・未払い給与・残業代・退職金・損害賠償への対応。法的請求まで可
退職後の対応 無期限のアフターサポート。源泉徴収票など退職後の書類にも対応
連絡手段 LINE・メール
対応地域 オンラインで全国対応

弁護士に頼む意味は、揉めた後も同じ人が続けられることです。労働組合で始めて、途中で会社が損害賠償を言い出すと、そこで弁護士に切り替えることになり、費用が二重にかかります。最初から揉める見込みがあるなら、こちらのほうが結果的に安く済みます。

ナオ
私は会社と揉めていなかったので、労働組合型で足りました。もしあのとき「辞めるなら損害賠償だ」と言われていたら、最初から弁護士にしていたと思います。55,000円は、普通に辞めるだけの人が払う金額ではありません。ただ、会社がその一言を出した瞬間から、これは別の商品になります。

申し込みの流れ

  1. LINEまたはメールで無料相談
  2. プラン決定・申込・支払い
  3. 弁護士が希望日に会社へ連絡(即日も可能)
  4. 本人は出社不要。退職届と貸与品は自分で郵送

PR

ガイア法律事務所(弁護士)の対応範囲を見る

弁護士法人みやび(公務員の方)

公務員は、退職の手続き自体が民間企業と違います。労働組合型は使えず、弁護士でも実績の有無で進み方が変わります。

項目 内容
料金 27,500円〜。交渉が必要な場合は55,000円。自衛隊・役員等は77,000円
成功報酬 未払い金等を回収した場合、回収額の20%+税
運営元 弁護士法人みやび(弁護士)
交渉できる範囲 有給・未払い給与・残業代・退職金・損害賠償。訴訟も対応可(別契約・別料金)
サポート期間 無期限
連絡手段 LINE・メール(24時間受付)

口コミ

「公務員の退職代行で利用しました。LINEでの打ち合わせから退職意思の通知まで、スムーズに行っていただき安心しました」(Googleマップより)

「他の退職代行サービスに比べて料金が高かった。予想以上にお金が必要になった」(利用者アンケートより)

公務員の方の具体的な進み方は、公務員が出社せずに辞める方法に整理しています。

PR

弁護士法人みやびの退職代行プランを公式サイトで確認する

自分で辞められるなら

退職代行を使わずに辞められるなら、それが一番早いです。退職届を出して、会社と退職日を決めるだけで済みます。

ただ、退職を伝えようとして手が止まる、電話の発信ボタンが押せない、出社の支度が途中で止まる——そういう状態になっているなら、無理に自分でやろうとするより、第三者を通した方が安全です。何も伝えられないまま欠勤が続くよりは、正式な手続きに戻した方が、辞めた後の書類も届きます。

あわせて読みたい
退職届を内容証明で送る方法——電話も出社もせずに辞める手順 退職届を内容証明郵便で送れば、電話も出社も不要で退職できます。書き方、送り方、届いた後に起きることを、公的情報をもとに整理しました。

この記事を書いた人

かつては退職代行に否定的でしたが、自分が会社に電話できなくなり利用して退職しました。使って辞めた経験と、経験者への取材・公開情報の調査をもとに書いています。

コメント

コメントする

目次