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待機寮をバックレたらどうなる?辞める前に知っておくべきこと

派遣会社に交通費を出してもらい、地元を離れて待機寮に入った。でも環境が合わない。仕事が始まる前に帰りたい。

ただ、バックレたら交通費を請求されるのか、詐欺で訴えられるのか——そう不安で検索している方もいると思います。

実際に何が起きるかと、バックレずに出る方法を整理します。

目次

待機寮のバックレで何が起きるか

交通費の返還を求められる可能性がある

派遣会社が夜行バスや新幹線の費用を負担している場合、バックレると返還を求められることがあります。

「詐欺で被害届を出す」と言われたという話も実際に出ていますが、最初から交通費を騙し取る目的でなければ詐欺にはあたりません。ただし、民事で請求される可能性はゼロではありません。

正式に辞める場合は、交通費の返還を求められないケースが多いです。派遣会社も、待機寮の段階で辞める人は想定しています。

見知らぬ土地に取り残される

待機寮バックレの最大のリスクはここです。

待機寮は地元から離れた場所にあることがほとんどです。バックレると、帰る交通費もない、頼れる知り合いもいない状態で放り出されることになります。

寮を出た後の行き先がないまま黙って消えるのは、退職の問題というより生活の問題です。

派遣会社からの連絡が続く

無断でいなくなると、安否確認のために派遣会社から電話やメールが来ます。連絡が取れなければ、緊急連絡先(親・家族)にも連絡が行きます。

その派遣会社は二度と使えなくなる

バックレた派遣会社からは、今後仕事を紹介してもらえなくなります。ただし、他の派遣会社にバックレの情報が共有されることはありません。

「詐欺で訴える」と言われたら

派遣会社から「交通費を返さなければ詐欺で被害届を出す」「SNSで氏名を晒す」と脅されるケースが実際に報告されています。

結論から言うと、最初から交通費を騙し取る目的で応募したのでなければ、詐欺は成立しません。警察が被害届を受理する可能性は極めて低いです。

また、SNSで氏名を晒す行為自体が名誉毀損や個人情報保護法に抵触する可能性があります。脅されても、すぐに応じる必要はありません。

ただし、交通費を民事で請求される可能性は残ります。不安な場合は、法テラス(0570-078374)に相談できます。

バックレずに待機寮を出る方法

派遣会社に「辞めます」と伝えるだけでいい

待機寮にいる段階なら、まだ仕事が始まっていないことも多いです。「環境が合わなかったので辞めます」と伝えれば、退寮手続きに進めます。

正式に辞めた場合、交通費の返還を求められないケースが多いです。仮に請求されても、正式な手続きを踏んでいれば「詐欺」の話にはなりません。

退寮までの段取り(荷物をまとめる時間、帰りの交通手段の確認)も、辞めると伝えた時点で派遣会社と相談できます。

電話もできないなら退職代行を使う

派遣会社の担当者に連絡すること自体ができない状態なら、退職代行が使えます。

退職代行が派遣会社に連絡するので、本人は電話も対面も不要です。退寮の段取りや交通費の扱いも確認してもらえます。正式な退職手続きになるため、「詐欺で訴える」という脅しも成立しなくなります。

ナオ
待機寮が合わなくて辞めたいのは、おかしなことではありません。ただ、黙って消えると交通費の請求や帰る手段の問題が全部自分に残ります。「辞めます」と一言伝えるだけで、退寮まで段取りしてもらえます。それすら言えない状態なら、退職代行に2万円払う方が、見知らぬ土地で身動きが取れなくなるよりずっと安いです。

対応範囲を公式サイトで確認する

すでにバックレてしまった場合

すでにバックレてしまった方も、今からできることはあります。

まず、派遣会社に折り返し連絡してください。遅くても、しないより良いです。交通費の返還を求められた場合は、分割払いや減額の交渉は可能です。

貸与品があれば、追跡番号が残る方法で郵送返却してください。

帰る交通費がない場合は、滞在先の自治体の生活困窮者自立支援窓口に相談できます。一時的な宿泊場所や交通費の支援を受けられる場合があります。

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この記事を書いた人

かつては退職代行に否定的でしたが、自分が会社に電話できなくなり利用して退職しました。使って辞めた経験と、経験者への取材・公開情報の調査をもとに書いています。

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